あまり知られていない本の読み方。

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どうもスナ(@morisuna808)です。

本は素晴らしい。

 

僕の本の楽しみ方を書き殴る。

黒、黄色でDangerと警告するくらい面白いのでじっくり見ていただきたい。

 

僕はミステリー小説や哲学の本を好んで読む。

正直なところ、文の構成とかはよく分からない。

あ。大逆転劇だ。アツい展開。と感じるくらいにしか脳が反応しない。

 

そんな文に乏しい僕は、ここで楽しむためのコツを使う。

登場人物Aを自分として感情移入をすることだ。

その人物の目線に立ち、その目から見える景色を想像する。

目の前で恋人が殺された男。DVを受けている子供。家族を捨て犯人を探す刑事。

何でもいい。誰でもいいからその人物の感情の高さと同じ背まで気持ちを伸ばす。

共に感情を浴びる。憤りや喜び、理不尽さ、快感を味わい浴びる。

 

一方、仕事では論理的思考を育むことが大事とされている。

因果関係を把握し、有効な解決策を導き出す。

論理的思考を鍛える為にするべきこと。というセミナーも開催されていたりする。

感情論ではなく、冷静に整理分析して物事を俯瞰して思考することは世間で必要とされる。

だが、それに至るまで、到達するためにのコツは感情的になってみることから始まると僕は思う。考える力を習得したいのなら尚更、感情的になることをおすすめする。

 

この世は感情、情動から成り立っている。

感情、情動を除外した物語は無意味に近い。

僕が好きになった人に告白することも。友達とフットサルすることも。家族で出かけることも。珈琲を飲むことも。兄弟で喧嘩をすることも。出世したいと思うことも。

 

緊張できることも、腹がちぎれるくらい笑うことも、愛情を感じることも、理不尽さで怒ることも、認められた喜びを味わうことも、これが人間の根元である。

世間には情動の海が荒れすぎないように法律がある。

法律という規制が破綻しないように人々の感情が動いている。

ムカついた人をぶっ殺してはいけない理由は法律があるからではない。

殺めようとした相手にも家族がいたり、なんだかんだ良い奴だと思ってきたり、家族を失うことを想像したり、いろんな背景を思い浮かべると、いくら考えても人を殺めるという行動に移せなくなる。

そういうことを考えられない人は、すでに行動に移している。

結果、見事に朝の情報番組に出演しているが...

法律は個人の考える力によって生まれた感情によって守られている。

 

なぜ、ランチをしながらミーティングをすると良いのか?

なぜ、直接会って商談を進めるのか?

なぜ、挨拶をするのか?握手をするのか?

なぜ、笑顔だと明るい人に見られるのか?

 

掘り下げるとそこには、自分と相手の心に感情が生きていることが分かる。

挨拶は意味ないし、無愛想だと思われていいよ。と考えていることも心で感情が動いている。

もう一度言うが、感情、情動を無視した物語ほどつまらないものはない。

 

 

さて、冒頭に述べた本の読み方に戻るが、ただ登場人物になりきって感情を分かち合うだけでは天ぷらのないうどんのようで物足りない。

ミステリー作品を例に挙げると、登場人物がA〜Fくらいまでいる。

本を開いた2ページだけでも登場人物が入れ替わり物語を進めている。

1人に絞らず、A〜Fまでの人物になりきってその時の空気を想像する。

主人公の刑事だけではなく、精神的に闇を抱えている犯人にも共感し、作品内で共に犯罪を犯す。

ウルトラマンだとセブンにだけ感情移入するのではなく宇宙怪獣 エレキングにも感情移入してほしい。

自分が気持ちの良いヒーローだけで終わるのは自慰と同じ。

その時に感じる憤りや虚しさを自分の感情に乗せて存分に楽しんでいただきたい。

全て想像して。

 

以前、脳科学マーケティングを使って売り上げ7.5倍に!という記事を書いた。

テキストにされると簡単な様に見えて少し疑問を感じたが、結果はついてきた。

一貫して書かれていることは、相手を助ける気持ちを大事にすること。

相手が求めているところに手を差し出すことができるのか。どうなのか。

どこに需要があって、何に使うのか、なぜ使おうと思ったのか、どんな事を解決したくて使うのか....どんどん掘り下げていくことから始まる。

逆に構築していくと、◯◯は恥ずかしい→あのモデルみたくなりたい→もしかしたらモテモテになれる→結婚できる....

相手の抱えている悩み、痛み、苦しみを理解できると因果関係のピラミッドが見えてくる。

だが、相手の悩み、痛み、苦しみ、を考えられないといつになってもこの分野では成功できない。

これも相手の感情を知るところから始まる。

「ザ・ロジカルシンキング」みたいな本を読んでいても分からない部分である。

論理的思考を否定しているわけではなく、感情論を理解した上で営業でも会議でも商談でも話を進めてほしい。

文庫本は、相手の気持ちを知ろうとする想像力を鍛えられる。

相手の情動を理解できれば、それを自分が上手く利用できるかもしれない。

物語の流れの中で、登場人物と共に情動を感じることを続けてイメージを鮮明に描くことが出来れば、間違いなく自分の「思考力」は上がる。

 

社会にある規制や職は、感情・情動から生まれたものと理解した上で、同時に論理的思考を鍛えていきたい。

 

本の楽しみ方は人それぞれだが、僕は、どの本でも感情移入することを大切にしている。